入れ歯・ブリッジ

部分入れ歯・総入れ歯の費用と保険適用|種類別の特徴

公開 2026-03-01更新 2026-05-16読了 約7分監修 歯科医師 監修
部分入れ歯・総入れ歯の模型

入れ歯は、保険でつくれるものから、装着感や見た目にこだわった自費のものまで幅があります。費用の目安と種類ごとの特徴を知って、自分の予算と希望に合うものを選びましょう。

保険の入れ歯と自費の入れ歯

入れ歯は大きく「保険」と「自費」に分けられます。保険の入れ歯は費用を抑えられ、必要な機能をしっかり満たします。ルールの範囲内で作るため素材は限られますが、まず噛めるようにするには十分な選択肢です。

一方、自費の入れ歯は素材や設計の自由度が高く、薄くて違和感が少ない、金具が目立たない、食事の温度を感じやすいなど、快適さや見た目を追求できます。費用は高くなりますが、「毎日使うものだから快適さを優先したい」という方に選ばれます。

部分入れ歯と総入れ歯

部分入れ歯は、一部の歯を失った場合に使うもので、残った歯にバネ(クラスプ)などをかけて固定します。総入れ歯は、すべての歯を失った場合に使うもので、歯ぐきに吸着させて使います。それぞれ、保険・自費の両方に種類があります。

種類別の特徴

選ぶときの注意

入れ歯は、作って終わりではありません。使ううちに合わなくなったり、歯ぐきの状態が変わったりするため、調整が必要です。費用だけでなく、調整やメンテナンスの体制も含めて検討しましょう。

我慢して使わない

合わない入れ歯を我慢して使い続けると、痛みや噛みにくさだけでなく、残った歯や歯ぐきにも負担がかかります。違和感があれば早めに調整を受けましょう。

入れ歯に慣れるまで

新しい入れ歯は、はじめは違和感があるのが普通です。話しにくい、食べにくい、当たって痛いといったことが起こり得ますが、多くは少しずつ慣れていきます。痛む場所があれば我慢せず、調整してもらうことが大切です。自分で削ったり曲げたりするのは避けましょう。

慣れるまでは、やわらかいものや小さく切ったものから始め、徐々に普通の食事に戻していくとスムーズです。発音も、声に出して練習することで慣れていきます。

入れ歯のお手入れ方法

入れ歯は毎日のお手入れで長持ちします。食後は外して水で洗い流し、入れ歯専用のブラシで汚れを落とします(歯みがき粉は傷がつくことがあるため専用品が無難です)。就寝時は外して、専用の洗浄剤につけておくと清潔を保てます。

乾燥させると変形することがあるため、外したときは水や洗浄液に入れて保管します。残っている歯のケアも忘れずに。入れ歯と口の中、両方を清潔に保つことが、トラブル予防につながります。

保険の入れ歯と自費の入れ歯のちがい

入れ歯には、保険が使えるものと自費のものがあります。保険の入れ歯は費用を抑えられ、必要な機能を備えていますが、使える材料や形に一定の制限があります。自費の入れ歯は、薄さ・軽さ・見た目・装着感などにこだわった素材や設計を選べる一方、費用は高くなります。

どちらが良い・悪いということではなく、予算や求める快適さ、口の状態によって適した選択は変わります。それぞれの長所と短所を説明してもらい、自分の希望に合わせて選ぶことが大切です。

よくある質問

保険の入れ歯でもしっかり噛めますか?
適切に作り調整された入れ歯であれば、日常生活に必要な機能は十分果たせます。より快適さを求める場合に自費の選択肢があります。
入れ歯は何年くらい使えますか?
使い方や口の変化によりますが、定期的な調整・作り直しが必要になることがあります。違和感が出たら相談しましょう。
監修コメント歯科医師 監修

入れ歯は「合わせ込み」が何より大切です。どんなに良い素材でも、調整が合っていなければ快適には使えません。痛い・外れる・噛みにくいと感じたら我慢せず、こまめに調整を受けてください。それが、残った歯を守ることにもつながります。

監修:歯科医師 監修
本記事は歯科医師の監修のもと、一般の方向けにわかりやすさを優先して作成しています。

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※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の治療や医療機関を推奨・比較するものではありません。症状や治療方針は個人差があります。実際の診断・治療については歯科医院にご相談ください。費用は自由診療の場合、医院により異なります。